ベビースイミング

私は1995年に授かった長女と一緒に泳げるプールを探し歩きました。驚いたことにどの公共プールも赤ちゃんの入場は禁止!でした。そこでいろんなベビースイミングを見て回りました。しかしフィットしたものに出会えず・・・そんな時、競泳の仲間から湯本秀子先生が指導しているベビースイミング教室を知りました。そこで娘との初のベビースイミング体験が始まります。初の子育てとベビースイミング。湯本先生のレッスンには、根底にしっかりとした人間教育の哲学があり、そこからのプログラム展開であることを長年の競泳体験から察知しました。このスイミングで育ったのは長女だけではなく、私自身だったのかも知れません。

1998年に次女が誕生。私は先生の薦めもあってオリンピックスイマーとして初のベビースイミング指導者になる決心をしました。この素晴らしいプログラムを多くのお母さんと共有したかったからです。そして、その年の10月13日、長崎宏子のベビーアクアティクスが誕生しました。

湯本プログラムの根幹は、水温と哲学。哲学については、身体論から運動論まで科学的な応用と展開を有しています。一方で、現実的な問題として「水温」はある意味ベビースイミングの試金石かもしれません。水温32度以上を実現できるプール、そして赤ちゃんをウエルカムしてくれる施設と環境を求めて、辿り着いたのが、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルとリソル生命の森(旧日本エアロビクスセンター)でした。

この両施設では私の理想とするベビースイミングが実現されています。いつでも笑顔で迎えてくれるスタッフ、透明度を誇るプール、レッスン後のジャグジーやお風呂、ベビーちゃんのためのスペースなどベストパッシブルな環境があります。その中で、長女とともに学び、次女とともに展開し、三女とともに発展した長崎宏子のベビーアクアティクスが開催されています。

皆様のお越しをお待ちしております。